2. 各班の役割

(1)全体概要

イラスト

班・体制 発生~1日目 2~3日目 4日目以降
対策本部
本部長
副本部長
  • 対策本部立ち上げ
  • エレベーターの閉じ込め確認
  • 居住者名簿の確認
  • 役割分担の編成
  • 活動の指示
  • 館内放送による情報提供
  • 防災機関への要請
  • 全体指揮
  • 各班の再編成
  • 情報集約
  • 被災時ルールの決定、情報発信
  • 設備の復旧の説明
  • 本部の縮小、廃止
情報班
  • 居住者の安否確認
  • 建物被害状況の確認
  • 救護要請有無の把握
  • 安否情報等を本部に伝達
  • 安否確認の継続
  • 各階の情報整理
  • 危険個所の安全措置
  • 各階の情報整理
  • 支援情報の収集
  • 居住者への情報伝達
救護班
  • 初期消火活動
  • 要援護者の避難支援
  • 負傷者の救護
  • 各階の救護活動の応援
  • 避難所・救護室の開設
  • 避難所の運営
  • 要援護者への支援
  • 救援・救護活動の継続
  • 防犯活動
  • 各階の救護活動(転倒家具等の引き起こし)
  • 要援護者への支援
  • 防犯活動
物資班
  • 防災資機材の準備
  • 避難所運営の協力
  • 共用トイレの準備
  • 受水槽の使用準備
  • 避難所運営の協力
  • 臨時ゴミ集積所の確保、誘導

(2)役割の詳細概要

対策本部 本部長・副本部長

発生~1日目

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対策本部立ち上げ

館内放送にて、対策本部の立ち上げを居住者にお知らせし、立ち上げ要員として組合理事、居住者の召集を行います。

エレベーターの閉じ込め確認

エレベーターの中に閉じ込められた人がいないか確認します。閉じ込められた人がいたら、エレベーター会社等に連絡し、救出を求めます。

役割分担の編成

本部に集まった組合理事、居住者を情報班、救護班、物資班の班長、または班員へ編成し、役割分担を決めます。

情報の集約・活動指示

情報班を通じて、各階の被害情報及び各班の活動状況の報告を受けます。避難指示やマンション内外の初期消火、救護活動の支援などを指示します。

防災機関への要請

必要に応じて防災関係機関等へ救助・応援要請や被害状況報告を行います。

2~3日目

各班の再編成

不在だった組合理事が戻ってきた時や、災害の規模や実状を検討した結果、本部長/副本部長を含めた、各班の体制を見直しし、活動内容を充実させます。

イラスト

情報集約

マンション内外の被害状況等の情報を集約し、必要に応じて本部指示や情報提供を行います。

被災時のルールの決定、情報発信

防火・余震への備えや、ゴミ保管ルールなどを本部指示として周知します。

4日目以降

設備の復旧の説明

建物設備の被害状況・復旧スケジュールについて、居住者に説明周知します。

本部の縮小、廃止

ライフラインの復旧や余震の状況、各班の活動状況を把握し、活動体制を縮小し、段階的に平常時体制に移行します。

情報班

発生~1日目

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居住者の安否確認

エレベーターホールでの聞き取りや、玄関に張り付けている「安否確認ステッカー」を参考に安否確認を行います。 安否確認ステッカーが張り付けられてなければ、不在もしくは救助必要なのかドアをノックして確認します。

建物被害状況の確認

壁のひび割れや漏水、ガス漏れ、出火等の発生を確認します。

情報の集約

安否確認や建物被害の状況を「安否情報シート」に記入し、1階まで伝達します。(リレー形式)

安否情報等を本部に伝達

情報班長は、各階からの安否情報シートを基に「対策本部安否情報シート」へ記入し、本部へ報告します

2~3日目

安否確認の継続

安否不明の住戸へ再度訪問し、不在であれば、「安否不明確認票」を玄関ドアの隙間に投函します。

各階の情報整理

居住者の安否情報、現状把握するため「対策本部安否情報シート」を整理します。

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危険個所の安全措置

マンション内の被害を発見すれば、本部へ報告を行い、危険な個所には「立入禁止」表示により、立ち入りを制限します。

4日目以降

各階の情報整理

引き続き、安否確認、被災状況を本部へ報告します。

居住者への情報伝達

本部からの伝達事項があれば、居住者に周知します。

救護班

発生~1日目

イラスト

初期消火活動

各部屋の出火状況を確認し、出火している部屋があれば初期消火を行います。 もしも火が天井まで達したら、初期消火は不可能と判断し、居住者を避難させます。また、本部を通じて、消防に通報します。

要救護者の避難支援

避難は階段を使用しますが、移動が困難な場合は、担架等を使用して搬送します。

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負傷者の救護

家具の下敷きになっている人やけがをした人を発見したら、直ちに救出・救護活動にあたります。

避難所・救護室の開設

停電やエレベーターが止まったり、余震が続いて不安な人たちのために、避難所を開設し、また、負傷者の応急手当ができるよう救護室を開設します。

2~3日目

避難所の運営

避難所を利用される居住者の状況を「避難所受付名簿」に記入します。

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救援・救護活動の継続

手当が必要な負傷者や、避難が必要な居住者を避難所や救護室へ誘導します。

防犯活動

建物内の見回りを行います。

4日目以降

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各階の救護活動

居住者の要請に基づき、転倒した家具の引き起こしを行います。

要援護者への支援

高層階の要援護者の要請に基づき、物資の運搬を手伝います。

物資班

発生~1日目

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防災資機材の準備

防災倉庫から、救助用資機材を取り出し、準備しておきます。

避難所運営の協力

救護班と協力し、避難所の開設準備を行います。

2~3日目

共用トイレの準備

停電や断水等の影響で、トイレが使用できない場合、倉庫に備蓄している簡易トイレを1,2階の共用トイレに準備する。

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受水槽の使用準備

飲料水が不足した場合に備え、受水槽を使用できるよう準備します。

避難所運営の協力

避難所を利用される居住者の状況を「避難所受付名簿」に記入します。

4日目以降

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臨時ゴミ集積所の確保、誘導

被災生活が長期化した場合、対策本部と協議し、臨時ゴミ集積所を設置します。