2. ゴミの保管方法
(1)ゴミの分別と保管
災害が発生すると、各戸から出る「生活ゴミ」に加えて、壊れた家具などの「震災ゴミ」やトイレが使えなくなったときの「汚物ゴミ」など、ゴミが増加します。 しかし、自治体のゴミ回収が数日間停止する可能性があり、ゴミ置き場の容量を超えてしまう恐れがあります。
分別種類
- 震災ゴミ
- 壊れた家具や食器、ガラス製品、家電製品など、災害によって被害を受けて使えなくなった物全般をさします。 ゴミ収集が止まっている状況で住民全員が出したらマンションのゴミ置き場はすぐに一杯になります。
- 汚物ゴミ
- マンション内での滞留生活において排水できない場合には、トイレが使えず排泄物などがたまります。これらは汚物として分け、消臭等の衛生対策が必要となります。
- 生活ゴミ
- 普段の生活で発生するゴミ類です。食事の生ゴミなども生活ゴミに含まれます。生ゴミも消臭等の対策が必要となります。分別については、普段のゴミ出しルールで分別してください。
- 燃えるゴミ
- ペットボトル
保管方法
自治体のゴミ回収が停止している場合、再開するまで、各住戸(住戸内、ベランダ等:避難経路以外)でゴミの保管を行ってください。 なお、廊下への保管は禁止です。
夏場の場合、生ゴミは腐食の進行が早いため、直射日光を避け、日かげに保管したり、消臭対策を行って下さい。